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指定ワードの収集と活用方法〜キーワードモニター機能〜

キーワードモニター」は、指定したワードを取得できる機能です。ユーザーの課題やニーズの把握、競合・市場リサーチ、営業対象アカウントのリストアップなど幅広い活用方法があります。

本記事では、キーワードモニターで具体的に何ができるのか、どのような使い方が効果的なのかを詳しく紹介していきます。

キーワードモニターで投稿を取得する手順

キーワードは以下の手順で設定し、取得することができます。

  1. メニューから「受信箱」をクリック。

  2. キーワードモニター設定」をクリック。

  3. 「追加」をクリックします。

  4. 新しいキーワードモニターの横にある「鉛筆マーク」をクリックし、タイトルを入力。

  5. 取得したいキーワードを「キーワード」欄に入力(検索オプションを入力すると投稿内容やアカウントから事前に絞り込みや除外条件を設定可能)。

  6. 「追加」をクリックすると、設定が完了します。

キーワードモニターで投稿を取得する

  1. 投稿を取得したいキーワードをクリックします。
  2. 画面上部の「最新の投稿を取得」をクリックします。
  3. 「取得する投稿数」をプルダウンから選択し、右下の「最新の投稿を取得」をクリックします(収集したい投稿数に応じて、取得回数を選択できます)。

キーワードモニターの活用方法

1. キーワードに関する投稿を自動収集・管理

  • リアルタイムで新着投稿を確認
    • キーワードモニターを設定することで、指定したワードを含む投稿を自動で収集できます。例えば「自社のブランド名」、「製品名」、「業界特有のワード」などを指定すると、リアルタイムで新着投稿を取得することができます。
  • 重要度の高いキーワードを細分化して設定
    • キーワードは複数登録できるため、たとえば「自社名」、「サービス名」、「製品名」など、それぞれを個別に登録しておくと便利です。
    • より詳細なモニタリングを行いたい場合は、複合キーワードやハッシュタグ(例:「ブランド名+不具合」、「競合製品名+評判」など)を活用しましょう。(参考:キーワードに使える演算子について

2. ユーザーとのコミュニケーションを効率化

  • 見落としがちな「ユーザーの声」を拾う
    • 公式アカウントのメンションがなくても、キーワードモニターで取得した投稿は自動的に表示されます。ユーザーが自社のサービスを話題にしてくれている場合、すぐに発見して反応できるため、コミュニケーションロスを減らせます。
  • クレーム・ネガティブな情報を早期発見
    • もし、クレームや不満につながる投稿があった場合でも、リアルタイムで気づけるので早めに対処できます。顧客満足度の向上や炎上リスク回避にも役立ちます。

3. キャンペーンの効率化(ハッシュタグキャンペーン)

4. マーケティングやリサーチに活用

  • ユーザーの声から課題やニーズを把握
    • キーワードモニターで収集される投稿には、ユーザーの声が反映されていることが多く「自社名」、「サービス名」、「製品名」などを指定することで、プロダクト改善やサービス拡充のヒントを得られます。
    • 「こういう要望が多いんだ」「この部分で困っているユーザーが多いんだ」などの意見を見つけることができ、マーケティング施策にも活かすことができます。
  • 競合他社の動向チェック
    • 自社だけでなく「競合他社名」、「他社の製品名」をキーワードモニターに設定すると、自社との差別化ポイントを探ったり、プロモーションのヒントにできます。
    • 「業界のトレンドワード」を指定することで、マーケットの変化に素早く対応することができます。
  • イベントやキャンペーンの反響を測定
    • 「イベント名」、「キャンペーンハッシュタグ」などをキーワードモニターに登録すると、実施中の企画への反応を把握できます。
    • ファンからの反応や拡散状況をリアルタイムでチェックして、次の施策やフォローアップに活かすことができます。

5.営業対象アカウントのリストアップ

ターゲット顧客が使用しそうなキーワードを設定し、キーワードモニターで関連投稿を収集してアプローチを行います。

  • 例:SNS運用代行 → 「SNS運用 相談」「SNS マーケティング困ってる」
  • 例:HubSpot関連 → 「HubSpot 使い方」「CRM 導入」

取得した投稿をチェックし、以下のようにアプローチします。営業アプローチは返信ではなく、ダイレクトメッセージが効果的です。

  • 共感・アドバイス型:「私も以前悩んでいました!〇〇が役立ちました」
  • 情報提供型:「この資料が参考になるかもしれません」(ブログ記事や無料資料のURLを添付)
  • 提案型:「ご相談お受けできます!DMで詳細お聞かせください」

6. フィルターやCSVファイルを活用

  • フィルターを活用することで、フォロワー数やXPremium認証アカウントなど特定の条件でアカウントを絞り込むことができます(参考:高度なフィルターで設定できる項目一覧)。
  • CSVファイルでデータをダウンロードできるため、独自の分析やほかのデータとの統合も簡単に行うことができます。

キーワードモニター活用のコツ

  • 目的に合わせたキーワード選定
    • 「自社名」、「製品名」などはもちろん、「業界用語」や「ユーザーが使う通称・略称」なども登録しておきましょう。顧客が実際にどう呼んでいるかをリサーチすると、意外なワードに気付けることがあります。
  • こまめな確認と対応
    • 収集した投稿を放置してしまうと、スピード対応ができないだけでなく、せっかく拾った良い意見やチャンスを無駄にしてしまうかもしれません。1日に何回か確認して素早いアクションを心がけると効果的です。
  • 他機能との合わせ技で効率UP
    • SocialDogの「フォロワー管理」や「予約投稿」機能と合わせて使うことで、トレンドをつかんだ投稿やフォロワー獲得なども狙えます。
      • 例:キーワードモニターから得た“ホットな話題”をもとに、予約投稿を組む。

SocialDogのキーワードモニター機能は、企業・個人問わず、X(Twitter)アカウントの運用を行う上で非常に強力な武器になります。

自社や製品、業界トレンドに関する投稿を漏れなくキャッチし、ユーザーとのコミュニケーション強化やマーケティングの意思決定に役立てることができます。ぜひ活用して、より充実したX(Twitter)運用を目指しましょう。